フィラリアの薬は何に効くの?成虫にも効くの?

フィラリアとは糸状の細い寄生虫のことで、別名を犬糸状虫と言います。
フィラリアには幼虫期と成虫期があり、その時期、犬の体内でどのような状態でいるか、また薬の効き目について説明します。

フィラリアの幼虫期

まず、フィラリアに感染した犬の体内には成虫と成虫が生んだ幼虫(ミクロフィラリア)がいます。
その感染した犬の血を蚊が吸血すると、血と共に幼虫が蚊の体内に入ります。
さらに、その蚊が他の犬を刺すと、その際に幼虫が犬の体内に入り込みます。
そして、犬の皮下から筋肉で約2か月かけて成長し、2センチ程度の大きさになります。そこから血管内を移動し、心臓や肺動脈へ寄生し、さらに3、4か月かけ成虫になり、幼虫を産めるようになります。
この心臓や肺動脈へ寄生する前の、体内に入ってから2か月の間に幼虫を駆除することが予防薬の目的です。

フィラリアの成虫期

フィラリアの成虫は20~30センチもの大きさになるので、心臓や肺に寄生すると、血液の循環が悪くなり、徐々に機能が低下し、様々な病気の原因になります。
フィラリアの予防薬が成虫も殺すということも確認されていますが、成虫が犬の体内で死ぬと、血管や心臓に詰まり、重篤な症状を引き起こすこともあるので、フィラリアの成虫が寄生している場合に予防薬を飲み続けるには獣医師の適切な判断が必要になります。
成虫を駆除するには、他に、予防薬よりも強い成虫の駆除薬を使う場合もありますが、この薬は毒性が強いので一度に多くの成虫が死ぬと、血管の詰まりなどの心配が予防薬よりもさらに大きくなります。
また、外科手術で取り除くこともありますが、犬の体にも負担が大きい手術は、緊急の場合や、大量の成虫がいる場合などを除き、積極的には行われません。

早めの予防が大事です

このように、フィラリアが心臓などに寄生し、成長してからでは薬などの駆除方法を行ってもリスクがともない、犬にも負担がかかります。
寄生する前の予防は、投薬期間を守って薬を与えれば簡単にできることです。大切な愛犬のためにも、忘れずに投薬を行いましょう。

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